『ラヴ♥サーカス』を振り返ってみる その15

9月 30, 2010 in Geogrande, REP'S TALK

この「恋愛冒険家」というキャラクターは『ラヴ♥サーカス』の物語を考え始めた初期の頃に思いつきました。最初は物語の中で唯一犬と話せる人間で、突然現れては主人公に熱いアドバイスをして去っていくという設定でしたが、舞台を動物園に設定した時点でバランスをとるために「犬と話せる人間」という設定は賢午に移し(ただし天使の力を借りている)「主人公に熱いアドバイスをする」という点と「間違ったインディ・ジョーンズ」の部分を強調させることにしました。

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『ラヴ♥サーカス』を振り返ってみる その14

9月 29, 2010 in Geogrande, REP'S TALK

恋愛冒険家・富士戌太郎の登場シーンです。「冒険」と言えば「高峰登山」や「極地探検」などをイメージする方も多いと思いますが、富士の場合は「間違ったインディ・ジョーンズ」みたいな格好をしています。しかもインディは冒険こそしていますが、基本的に考古学者です。いろいろ間違ってます。かつて「スポーツ冒険家」と名乗った元横綱力士がいましたが、そのとき感じた違和感を出したくて、敢えて「恋愛冒険家」を名乗らせてみました。

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『ラヴ♥サーカス』を振り返ってみる その13

9月 28, 2010 in Geogrande, REP'S TALK

本編ではカピバラの話が出てきますが、言いにくいですよね「カピバラ」という名前。「赤カピバラ青カピバラ黄カピバラ」なんて早口言葉言わされたら「赤カピバラ」の時点で噛んでしまいそうです。だからと言って和名の「オニテンジクネズミ(鬼天竺鼠)」なんて言われても訳わからないし。ちなみに「カピバラ」という名称の由来はグアラニー語(パラグアイやボリビアの公用語のひとつ)の「草原の主(Kapyva)」だそうです。本当か嘘かわかりませんが、Wikipediaによると「カルピンチョ」と呼んでいる国もあるそうです。ちょっとかわいいかも。

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『ラヴ♥サーカス』を振り返ってみる その12

9月 27, 2010 in Geogrande, REP'S TALK

劇中で「おしどり夫婦」と言われている上野夫妻です。果たして「おしどり夫婦」とは誰が言い始めた言葉なのかわかりませんが、実際のオシドリは繁殖期ごとにパートナーは異なるし、繁殖期以外はオスとメスは別行動をとるのだそうです。その繁殖期が5〜6月で、人間社会も暖かくなって水辺のオシドリがオスメス一緒になっている姿を見かけたところから言い始めたのかもしれません。オシドリは漢字で「鴛鴦」と書きますが、中国では「つがい」を象徴する言葉でもあるようです。

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『ラヴ♥サーカス』を振り返ってみる その11

9月 24, 2010 in Geogrande, REP'S TALK

最初の天使パートが終わって人間パートのシーンが続きます。動物園というと大きなものを想像しがちですが、こぢんまりとした小規模の動物園が『ラヴ♥サーカス』の舞台です。日本には動物園が100以上あるそうですが、そのうちのおよそ5分の1は小規模な動物園なんだそうです。大抵は自治体や民間からの寄付によって経営しているようですが、そういった細かい事情まで反映させると物語のテンポも悪くなるので、そこらへんのリアルさは割愛しています。

※土日の更新はお休みします

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『ラヴ♥サーカス』を振り返ってみる その10

9月 23, 2010 in Geogrande, REP'S TALK

秋分の日です。「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、今年の夏の暑さは異常でしたね。

さて引き続き『ラヴ♥サーカス』を振り返っていきましょう。この作品は東京ゲオグランデ第二種接近公演『社内大作戦 〜男たちのバンカー〜』以来、久しぶりに男性の少ない舞台でしたが、女性陣に負けることなく存在感がありました。一度男性だけとか女性だけの舞台作品というのも作ってみたいですね。どうなるんだろ。

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『ラヴ♥サーカス』を振り返ってみる その9

9月 22, 2010 in Geogrande, REP'S TALK

この台本を書く直前に、戦争映画の映像翻訳を立て続けに何本かやっていたので、単なる天使たちではなく「恋愛防衛軍」などという謎の組織が誕生してしまいましたが、西洋の思想でも「天使の位階」(リンク先はWikipedia)みたいなものがあるので、ラヴ軍曹やラヴ伍長が出てきてもいいんじゃないかと思うに至りました。

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『ラヴ♥サーカス』を振り返ってみる その8

9月 21, 2010 in Geogrande, REP'S TALK

無謀とも言える賢午の祈りに、愛の天使が加勢します。「今までみたいに愛し合ってる人間たちのラブエナジーだけを期待していてもしょうがないの」とは恋愛防衛軍のストルゲ小隊長の台詞です。天使が人間の側で見守っているというのは映画『ベルリン・天使の詩』(87年仏・独映画:ヴィム・ベンダース監督作品)などをモチーフにしていると言ったら映画ファンの人に怒られそうですが。

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『ラヴ♥サーカス』を振り返ってみる その7

9月 20, 2010 in Geogrande, REP'S TALK

恋愛なんてしなくても生きていけると思う人はともかく、そうでない人もたくさんいます。とはいえ簡単に恋愛できるなら苦労はしない。同僚の野毛山申也は「具体的にどうするの? 好きな人でもいるの?」と賢午に聞きますが「そんなことは、これから考える!」と言って、いるかいないかもわからない愛の天使に祈りを捧げます。「愛の天使」というと従来は好きな相手のハートを射止めるキューピッドのような存在をイメージするでしょうが、賢午にはまだ好きな相手もいません。

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『ラヴ♥サーカス』を振り返ってみる その6

9月 19, 2010 in Geogrande, REP'S TALK

「年齢を重ねるごとに恋愛といったものが何かとてつもなく大きな重たいものに思えてきて、自分ではどうしようもできないものだと思ってしまってないか」とは賢午の劇中の台詞です。「仕事が忙しくてそれどころではない」「周囲にいいと思える人がいない」「自分はモテないから」「過去に手ひどくフラれた」「別れた人のことが忘れられない」など個人的な理由は様々あると思いますが、とどのつまりが「恋愛は面倒臭い」という感覚が世の恋愛離れの一端にあるのではないかと。

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