私の好きなラブコメ映画 その3

8月 11, 2010 in Geogrande, REP'S TALK

最近、夜に電車に乗るとよく目にするのが浴衣姿の女性たち。お祭りの帰りなのでしょうか。どれだけ髪を盛ろうと、付け爪がX-MENのウルヴァリンのようになっていようとも、浴衣の柄は可愛らしく派手過ぎないものが多いような気がします。探せばド派手な浴衣を着ている人を見つけることができるのでしょうか。探しませんけど。

さて、今週は誰に頼まれるでもなく勝手に私が好きなラブコメ映画について語っています。3回目の今日は『潮風のいたずら』(87年・米)をご紹介しましょう。

主演はジョン・カーペンター監督作品のファンならお馴染みのカート・ラッセル。最近ではアクション俳優としての印象が強いですが、子役時代から様々なジャンルの作品に出演しているベテラン俳優です。もう一人の主演は、私生活でもカート・ラッセルのパートナーであるゴールディ・ホーン。アメリカを代表するコメディエンヌの一人です。そして監督は、この作品以降『プリティ・ウーマン』や『プリティ・プリンセス』などの作品で日本でもちょこっと有名になったゲイリー・マーシャル。この監督、俳優としてのキャリアが一番長いのですが、それとほぼ同じくらい脚本家やプロデューサー業もこなしてきたマルチな映画人です。『プリティ・ウーマン』が日本でヒットしてから、やたらとこの監督の作品には『プリティ〜』を冠した邦題がつけられていましたが、もし『潮風のいたずら』が『プリティ・ウーマン』以降に日本で封切られていたら『プリティ・ワイフ』になっていたのでしょうか。

内容はクルーザーから海に転落して記憶を失った大富豪の夫人が、記憶を失う前にイチャモンをつけていた大工の奥さんに「偽装」させられる物語。4人の息子と夫の面倒を見ているうちに、性格ブスだった夫人がどんどん魅力的になっていくというもの。お話そのものも面白かったですが、記憶を失って別人のようになった夫人だけでなく、別のキャラクターも2役ほど演じているゴールディ・ホーンの女優としての魅力を楽しめる作品でもありました。

本当はとても魅力的な人なのに、環境のせいで性格がねじまがってしまった。でも、心がけ次第で人は魅力的な自分を取り戻すことができる。この映画からそんなメッセージが伝わってくるような気がしました。

普段、記憶を失うことはそうそうないと思いますが、酒が入ると人格が変わる人っていますよね。人格が変わるほど飲んだことがないのでよくわからないんですけど、酔った人間ほどその人の本当の姿なのではないかなと思うことがあります。乱暴になる人やスケベになる人はともかく、普段は険しい顔をしているのに酔うとニコニコしている人を見ると、普段からリラックスできたらいいのになと思うのは余計なお世話でしょうか。

『ラヴ♥サーカス』も、何も考えないでニヤニヤしてしまえるような作品です。普段、社会のしがらみの中でつらい思いをしている人も、来週末は『ラヴ♥サーカス』をご覧になって、楽な気持ちになっていただければ幸いです。ご予約お待ちしております。

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