恋に関するエトセトラ

7月 18, 2010 in Geogrande, REP'S TALK

1週間のごぶさたです。作・演出の岡見です。いきなり恥ずかしいタイトルをつけてみました。今どき「エトセトラ」って聞きませんよね。ビジネス文書などで「etc.」なんていきなり横文字が書かれているのを目にしたことがありますが、今でもそういう文書を作成している企業はあるんでしょうか。今だとETCは高速道路の自動料金支払いシステム(Electronic Toll Collection System)の方が一般的になってしまっていると思いますが、元はラテン語の「そして、その他のもの(et cetra)」という言葉からきています。なぜラテン語。ですから、このタイトルも本来であれば「恋に関するその他のこと」なんですけど、敢えて気分を80年代くらいまでさかのぼって恥ずかしくしてみました。

さて先週まで本編から遠い世界に皆さんをお連れしてしまったので、今回からはもう少し本編に近い内容で進めていきたいと思います。いきなりですが「大人の恋」ってなんでしょう。たまに雑誌やテレビでも見かける言葉です。「大人の恋」はあるのに「子供の恋」って聞かないですよね。「子供っぽい恋愛」という表現を否定的に使う人はいましたが、

「子供の恋がしたい」

という人はまずお目にかかりません。裏を返せば、そんなに「大人の恋」っていいものなのかと。たまらんのかと。それって食えるのかと。試しにいろんな「大人」に「大人の恋とはなんぞや」と聞いてみましたが、その回答は様々でした。

*男と女のかけひき
*肉体関係を持つ
*職場内恋愛
*相手を思いやること
*金のかかる恋愛
*ふところの深いつきあい

人によって「大人の恋」の定義も千差万別で、何が正解というのもないようですが、近い感覚を持っている人同士だと上手くいくのかもしれませんね。 ただ、なんとなく話を聞いていて共通していたのは「精神的に大人である人同士の恋愛」が「大人の恋」であるようです。完全に「精神的に大人」である大人が果たしてどれだけ存在するかはわかりませんが、愛する2人がお互いに相手を「大人」と認めることができれば「大人の恋」が成立するのかもしれません。なかなか難しそうではありますが、だからこそ「大人の恋」に憧れる人も多いのでしょうね。このエントリをご覧のみなさんは、「大人の恋」の経験はありますか?

ゲオグランデ3rdステージ『ラヴ♥サーカス』は特に「大人の恋」の物語ではないですが、大人がバカになるラブ・コメディです。本番まであと1ヶ月ちょっと。ご予約まだまだ受付中です!

※ここまでくると写真と本文の内容を合わせないことが楽しくなってきました。

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恋愛格言 その5

7月 16, 2010 in Geogrande

明日から三連休の方も多いかと思いますが、皆さんはいかが過ごされますでしょうか。ゲオグランデのメンバーは稽古に勤しんでおります。あと1ヶ月ちょっとで本番です。月日が経つのも早いものです。

今日は昨日に引き続き日本人による恋愛に関する名言をご紹介いたしましょう。

人は愛することばかり学んではいけません。愛されるように努力することも大切です。(塩瀬信子)

先天性の心疾患によって齢二十歳でこの世を去った塩瀬信子さんの言葉です。病弱だった彼女は、それこそ恋愛らしい恋愛も経験しないまま他界してしまったようですが、そんな彼女だからこそ気づいた「人間の本質」もあったのかもしれません。年齢を重ねた年配者の含蓄ある言葉とは異なりますが、それでもこの言葉から気づかされることはあると思います。

人を愛することは素敵なことですが、ただ愛するだけでは自分の気持ちを満足させることにすぎない。「愛される努力」というのは、化粧を念入りにすることや、ファッションセンスを磨いたりすることではなく、いかに「自分を愛してくれる他人」に喜んでもらうかを、考えるだけではなく実践することにあるのだと言っているようにも思えます。

『ラヴ♥サーカス』の主人公・旭山賢午も、直接「愛される努力」という意識はありませんが、一方的に自分の思いをぶつけるだけではまともに恋愛もできないことに気づきます。では、彼はその後どのような行動に出たのか。それは本編をご覧になってのお楽しみです。まだまだご予約受付中です!

※今回もImageHousing.comから画像を探してきました。一体何がどうなってこんなことになったのか、とても気になる画像です。

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恋愛格言 その4

7月 15, 2010 in Geogrande

今朝はとても素敵な朝焼けを見ることができましたが、ぼーっと見とれていて写真を撮るのをすっかり忘れていました。ご覧になった方はいらっしゃいましたでしょうか。同じ朝焼けでも恋をしている人が見たら、また印象も違うのでしょうね。

さて、今週は恋愛に関する格言を紹介してきましたが、海外の格言ばかりだったので、ここらで日本人の格言というか名言をご紹介しましょう。

愛情とはからだとからだをよせて、さむさをあたためあうことなのだ。(金子光晴)

「反骨の文化人」とも言われた詩人、金子光晴が、50年近く連れ添った友人夫婦を見て書いた詩集『一対』の一節です。翻訳ではなく直接日本語で書かれると、伝わり方も違ってきますね。文字通りに捉えることもできるし、その奥に潜む本質的な意味まで考えさせられます。

たぶん、中学生男子がこの詩を見たら「そうか! 愛って抱き合うことなんだ!」とそのまんまの情景を想像して頭に血が上るでしょうし、長年連れ添った夫婦が見たら「言葉だけではない確かな絆」を感じるかもしれません。どんなに辛いことがあっても、お互いを慈しみ合い、温もりを感じることで乗り越えることができる。相手がいることで身も心も楽になる。そんな恋愛は素敵だと思います。

『ラヴ♥サーカス』では楽にならない恋愛も生まれます。決して楽になるために恋愛をするわけではないですが、恋することによってかえって辛い状況に陥る人も出てきます。そんな状況を打破する方法はあるのか? 不純な恋愛は実るのか? お楽しみに

ImageHousing.comを探していたら、とってもベタな”love”画像を見つけましたので、今回はそれを貼っておきます。恋に夢中な人は浜辺だろうが何だろうがお構いなしです。

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恋愛格言 その3

7月 14, 2010 in Geogrande

まだまだ傘を手放せない季節です。梅雨っていつもいつ頃明けていたかなと気象庁のサイトを見たら、昨年はちょうど今頃明けていたようです。今年はどうなるでしょうね。

ということで、今日も引き続き恋愛に関する格言をひとつご紹介しましょう。それにしても恋愛に関する格言ってたくさんありますね。男性・女性からの一方的な視点で語られたものもあれば、人間として思わずうなずいてしまうものまで様々です。

私を愛しているなら、そう私に伝えてください。愛していないのなら、そっと私から離れてください。(作者不明)
“If you love me, let me know. If not, please gently let me go.” Anonymous

これも詠み人知らずの格言です。「私のこと愛してる?」と尋ねるのは一昔前までは女性のほうからが多かったような気がしますが、最近はどうなんでしょう。特に日本の男性は「そんなこと言わなくてもわかってるだろ」というような雰囲気を見せて、なかなか「愛してる」と口にしようとしませんでした。恥ずかしいのか、気分の問題なのか、そういうことは滅多に口にするもんじゃありませんと子供の頃から教育されているのかは個人によって事情が異なると思いますが、何度も口にしてくれないと安心できないという心理はわからなくもありません。

一方で「あなたのこと好きでもなんでもない」というようなことは、わざわざ口にするまでもなく行動で示してほしいということでしょうか。最近は「べ、別にあんたのことなんか、好きでもなんでもないんだからねっ!」と突き放しておいて、実は大好きというわかりにくい心情の持ち主がウケる時代のようですから、相手が自分のことを愛しているのかどうかを確認するのが以前より難しくなっているかもしれません。

『ラヴ♥サーカス』に登場する人物たちの中にも、言葉で直接自分の気持ちを伝えることに慣れていない、あるいは直接言われることに慣れていない人たちが出てきます。予想外のところから思わぬ告白を受けるとびっくりしますよね。そんな慣れないシチュエーションに登場人物たちはどう反応するのか。お楽しみに

Cepolina Photoという無料素材のサイトで”love”で検索したら、ロッキー山脈の画像がヒットしたので掲載します。スケールの大きいラヴだと思います。

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恋愛格言 その2

7月 13, 2010 in Geogrande

巷では参院選の結果やW杯の優勝騒ぎに早朝まで盛り上がっていましたが、皆さん月曜日は無事に会社や学校に行けましたでしょうか。そして今日は火曜日です。今日もまた恋愛格言をひとつご紹介しましょう。

夢を見るよりも現実のほうがいいから、恋しているときは眠れない。(ドクター・スース)
“When you are in Love you can’t fall asleep because reality is better than your dreams.” Dr. Seuss

アメリカを代表する漫画家でもあり児童文学の巨匠、ドクター・スースことセオドア・スース・ガイゼルの言葉です。それだけ「恋は素敵なこと」というわけです。おちおち寝ている場合ではないと。片思いで悶々として眠れないという話はよく聞きますが、ラブラブで「寝たら勿体ない!」とばかりに起きたままでいる、というほど恋にハマったことのある方はどれくらいいるのでしょうか。

自分に自信がなかったり、人間関係が面倒だとか言って「恋愛なんてしなくていい」という台詞をたまに聞きますが、自信とか面倒なんていうのはあとで考えればいいと思います。まずは恋愛をすることが、日々の生活を明るく楽しくすることにつながるのではないでしょうか。「恋愛する対象がいない」のであれば、「対象を探す」ことを楽しめばいいのです。

『ラヴ♥サーカス』の中でもいろんなカタチの恋愛が表現されています。世の中のカップルの数だけ恋愛があるのです。時には傷つくことも、せつなくなることもあるでしょう。でも、そんなことを恐れていては「とびっきりの恋愛」なんてできません。今回の主人公、旭山賢午も「とびっきりの恋愛」を目指してあの手この手の恋愛に挑戦していきます。お楽しみに

FreeDigitalPhotos.netでようやくそれっぽい写真が見つかりました。

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恋愛格言 その1

7月 12, 2010 in Geogrande

Bruges Night人はいくつになっても恋する心は忘れない、と誰かが言っていましたが、それだけ恋愛ネタは多くの人が関心を寄せるもの。テレビや雑誌でも有名人の色恋沙汰が尽きることはありません。ということで、今週は公演告知にも取り上げた「恋愛に関する格言」を紹介していきたいと思います。

女性が美しいから愛するのではなく、あなたが愛しているから彼女は美しいのだ。(作者不明)
“You don’t love a woman because she is beautiful, but she is beautiful because you love her. ”  Anonymous

誰が言ったか知りませんが、なるほどと思わせる格言です。愛されている女性、恋をしている女性は美しいとは日本でもよく耳にしますし、実際そういう場面というか「恋したがゆえに美しくなった女性」を何人も目にしたことがあります。化粧のノリがよくなったとか、鼻が高くなって二重になったとかいうことではなく、表情が明るくなるとでもいいましょうか。別の表現をするならばイキイキとしているとでもいいましょうか。それが結果的に「美しく」見えるのは感覚的にはわかりますが、よくよく考えてみれば不思議なものです。

一方で「恋をしている男性は美しい」という言葉をあまり聞いたことがありません。やはり美の象徴は女神が多いように、女性ならではの特権なのでしょうか。言い方を変えて「恋をしている男性はカッコイイ」とか「恋をしている男性は頼もしい」というのも一部では見かけますが、あまり一般的ではないですよね。たとえば「恋をしている男性はヒゲが濃くなる」とかわかりやすい特徴があればいいんですけど、ないですよね。何か「これだ!」という決定的な特徴をご存知の方は、コメント欄などに書き込んでください。

さて、『ラヴ♥サーカス』では、様々な恋愛模様を約1時間半の時間にぎゅっと詰め込んでみました。恋をしている当事者は真面目であっても、端から見れば滑稽にうつるところもあるかと思います。そんなラヴコメをお届けします。お楽しみに!

※写真はFreeFoto.comで”love”で検索したらなぜかヒットした、ベルギーのブリュージュの夜景です。

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続々・アイ・ラヴ・ユーの訳し方

7月 11, 2010 in Geogrande, REP'S TALK

1週間のごぶさたです。作・演出の岡見です。まさかこのネタを3週にわたって引っ張るとは思いませんでした。しかも、8月の公演とは「ラヴ」って言葉が重なっているだけで、本編とはまったく関係のない話です。この投稿を読めば本編がより楽しく観られるかも、と期待していた皆さんには、この場を借りてお詫びします。この投稿を読み続けているあなた。今とっても本編から遠いところに来ています。本番前までに忘れてください。一瞬、家族愛をベースにした「ラヴ・コメディ」作品も面白いかもと思いましたが、混乱を招くだけなのでやめておきます。

さて、先週は「I love you」の「love」は「愛してる」という意味のほかに、というか背景に「見守っていて、救いの手を差し伸べる」気持ちがあると書きました。もっとシンプルにすれば、相手を「大事」に思う「大切」にする気持ちが「love」であるという内容でした。そこまではご理解いただけたでしょうか。ちょっと話がそれますが、以前マザー・テレサだったか、彼女に相当する立派な方だったか覚えていませんが「愛の反対は憎しみではなく無視すること」と言っていたことを思い出します。これも「愛」や「憎しみ」には感情が含まれますが、「無視」には感情がないので、感情という側面から見れば反対語としての関係が成立するわけです。

基本的に他人に対する感情は「好き」か「嫌い」かのどちらかに分けられると思います。曖昧さを好む日本人だったら「好きな時もあれば嫌いな時もある」と思ったり「家の外では好きだけど、家の中に入ると嫌い」という、もはやどう説明したらいいのかわからない感情もあるかもしれませんが、いずれにせよ「好き」か「嫌い」かに分かれ、「I love you」と言える相手のことは「好き」の感情が根底にあるわけです。だから「愛」と訳すと、男女の愛(人によっては同性の愛)を「好き」から連想して家族間の「愛してる」という訳に違和感を覚えるわけです。

ここでやっと冒頭にふった内容に戻るのですが、最近の海外作品の字幕においては「I love you」をそのまま「愛してる」と訳さないものも見られるようになりました。私も少し前に訳した戦争もので、父が徴兵された息子を抱きしめて「I love you」と言っているシーンでは「元気でな」という字幕をあてました。完全に意訳ですが、その方が日本の視聴者にはしっくりくると思います。もともと家族で抱き合う習慣がないので「愛してる」と訳されても「ああ、海の向こうではみんなこうなのね」と納得される方もいらっしゃるかもしれませんが、元を紐解いていけば「(お前は)大事な家族だ」とか「いつでも助けてやる」とか「心配しないで」という意味が含まれているということをご理解いただければ、より自然に海外のドラマや映画を楽しむことができると思います。

もはや完全に舞台の内容から離れた話になってしまいましたが、『ラヴ♥サーカス』は順調に稽古を進めています。家族愛の「ラヴ」ではなく、男女の「ラヴ」の「コメディ」です。お楽しみに。

※今回も写真と本文の内容は一切関係ありませんが、無理矢理こじつければ「ラヴ」っぽい写真に見えるかもしれません。こじつけてみてください。

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BHU上演台本電子化!

7月 5, 2010 in BroaderHausUnit, NEWS

AmazonのKindleやアップルのiPadなど、電子書籍(eBook)が流行りそうな気配を感じる今日この頃ですが、この機会に岡見が書いた過去の上演台本を電子化して販売することにしました!

第一弾はBHUの二人芝居時代(第十回〜第十五回公演)の中で、最も観客動員数の多かった第十四回公演『メルシー、ボク』の上演台本を、ブクログのパブーにて、初電子化記念特別価格210円で販売中です!

最初の10分くらいのところまで試し読みができるようになっています。過去に本作品をご覧になったかたも、最近になってBHUを知ったかたも、ぜひぜひお買い求めください!

この電子台本の反応次第では第二弾・第三弾と続くかもしれません。過去の上演作品の中で「あの台本が読みたい!」というものがありましたら、コメント欄にリクエストしてください。

※現在、閲覧方法はパソコンよりブラウザ(Internet Explorer 8.0 以上/Firefox 3.x 以上/Safari 3.x 以上/Google Chrome 4.x 以上)をご利用いただくか、iPad、iPhone、Kindle、Android端末(Androidの場合はePub、PDFをダウンロードいただき、各リーダーアプリを使って読んでください)でご覧いただくことができます。残念ながら通常の携帯電話ではご覧いただくことはできません。

※決済は現時点では「パブー」を運営する、株式会社paperboy&co.が提供する決済サービス「おさいぽ!」にて可能です。クレジットカードによる決済の仕組みも現在準備中とのことです。詳しくはパブーの「よくある質問」をご覧ください。

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続・アイ・ラヴ・ユーの訳し方

7月 4, 2010 in Geogrande, REP'S TALK

1週間のごぶさたです。作・演出の岡見です。本来、舞台の内容について内幕をバラすとか、役者AがBしてCになったとか、作家は今日も飲んだくれているとか、そんな情報を書くべきなのかもしれません。よその劇団ブログを見るにつけ、そこにアクセスしてくるお客様もそういう情報を望んでいるのではないかと思ったりもします。あと演出家が心情を吐露したりとか。作家が作品のテーマについて熱く語ったりだとか。そんなことを書けば、いざ本番を観たお客様も、ああ作家の思いがこんな形で表現されているのねとか、あの演出家の苦労がこんな風に報われてるのねとか、みんなでゲオグランデ応援しちゃうぞみたいな流れになっていくのかもしれません。それは思いついたら書いていこうと思います。その前に思いついたことを書かせてください。

ということで、先週は洋画や海外ドラマの字幕で「I love you」を「愛してる」と表現するのはいいが、父が息子に「愛してる」って言って抱き合うのはちょっとアレなんじゃないか、というところで終わりました。なんか内容を端折って説明した分、ものすごく偏見を感じる文章になってしまいましたが、概ねこんな感じでした。そもそも「愛してる」と訳したところに問題があったわけです。そこで今回は「Love」という英単語についてお話ししましょう。どんどん演劇的な内容から遠離っている気もしますが、敢えて気にしないようにします。

一般的な英和辞典で「Love」を引くと、大抵は「愛情」とか「恋愛」とか「愛」とか「恋」とか書かれていると思います。とかとかうるさいですか。すみません。そもそもこの訳の内容が変わらない限り「I love you」は「(私はあなたを)愛してる」以外訳しようがないわけです。このままでは埒があかないので、もう少し掘り下げてみましょう。

そもそも「愛」とは何ぞや。ここでいきなり「セックス」を想像したあなた。日本の少子化問題を解決するのはあなたです。なんとかしてください。お願いします。ですが、それだけですと日本でもひところ歌謡曲などの「なぜかいきなり英語になる歌詞」にあった「アイ・ニージュー(I need you)、アイ・ウォンチュー(I want you)」などの「お前が欲しい」系の世界になってしまいます。少なくとも家族の中では通用しません。

では神と人間という、いきなり飛躍した関係を持ってきましょう。「神の愛」という言葉から何を想像するでしょうか。ここでギリシャ神話を持ってこられると話が複雑になるのですが、そうではなくてたとえばキリスト教や仏教などの神様が人間に対して愛情を注いでいる場合、言い方を変えれば「見守っている」ということになるます。場合によっては「救いの手を差し伸べる」ということにもなるでしょう。海外の特に信仰心の厚い人々が言う「Love」にはこういった側面があるのです。

この発想だと、父が息子に「I love you」と言った台詞の背景には「私はお前を見守っていて、いつでも救いの手を差し伸べるよ」という思いが見られます。一見、これだと息子から父親に「I love you」というのがおかしいようにも思えますが、実際はほぼ同じ意味です。息子も父親のことを「見守っていて、救いの手を差し伸べる」気持ちを持っているのです。もっとわかりやすく解釈すれば息子は父親のことが「大事」だし「大切」だし、その存在に「感謝」をしているわけです。

というところで、中途半端ですが続きます。また来週。

※先週同様、見ればわかると思いますが、写真と本文の内容は一切関係ありません。深読みしてみるのも面白いかもしれません。

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