『パレオパラドキシアの黎明』言葉の解説 その1

11月 4, 2009 in BroaderHausUnit, REP'S TALK

デペイズマン対エコロジン

急激に冷え込んできましたが、風邪など召されぬようご注意ください。さて、毎度恒例「言葉の解説」です。今回は登場人物・団体の名前の由来から。

悪の組織エコロジン:
これはもう本編をご覧いただいた皆さまならおわかりでしょう。「エコロジー+人」で「エコロジン」です。過度な環境保護や動物愛護を標榜する団体は現実の世界でも存在しますが、エコロジンもそんな団体のひとつです。「悪を名乗っているのに地球に優しい」とか「人であってヒトデナシ」などの矛盾を抱えた組織でもあります。
東日本支部のメンバーはユーキ(=有機)将軍、セツデン(=節電)大佐、セッスイ(=節水)少佐とエコロジーにちなんだ名称をつけています。

正義の味方デペイズマン:
馴染みの薄い言葉だと思います。みんな大好きオンライン百科事典Wikipediaによりますと……

デペイズマン (dépaysement) とは、シュルレアリスムの手法の1つ。この言葉は、もともとは「異郷の地に送ること」というような意味であるが、意外な組み合わせをおこなうことによって、受け手を驚かせ、途方にくれさせるというものである。文学や絵画で用いられる。

とあります。元はフランス語です、アクセントは「デ」にあります。劇中では「ペ」にアクセントがありましたけど。
ちなみに、台詞の上でしか登場していない、西日本に登場するヒーロー、ルサンチマンは……

ルサンチマンressentiment)とは、デンマークの思想家セーレン・キェルケゴールにより確立された哲学上の概念。主に、ある感情を感じたり行動を起こしたりさせる状況下で生きられる人、すなわち強者に対して、それをなしえない弱い者の憤りや怨恨、憎悪、非難の感情をいう。この感情は自己欺瞞を含み、嫉妬や羨望から来る。(出典:Wikipedia

だそうです。デペイズマンよりは耳にしたり目にする機会は多いのではないでしょうか。ではなぜそちらにしなかったのかと言いますと、矛盾をテーマにした物語にはぴったりだったのと、芸術仮面にしておけば面白い技も思いつくと考えたからです。実際プロット(台本を書く前に本編のあらすじや骨子やテーマなどを書きます)の時点で既に技の名前が決まっていました。

その他のキャラクターの名前ですが……

ナカバヤシ・リツコ=中立
ムカイ・ジュン=矛盾
セツヤくん=節約
ピラペン=Peter Pan(ピーター・パンの英語読み)
ティンカベー=Tinker Bell(ティンカー・ベルの英語読み)

などから来ています。ちなみにBHUコント時代にピラペンとティンカベーは登場しています。リツコにピラペンがやらせた「五里霧中(ゴリ夢中)」は当時のネタです。ティンカベーは「ティンカベティンカベ!」しか言わないキャラでした。なんで「ウェンディ」じゃないの、というツッコミは今までなかったので、説明は割愛します。

ではまた。

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