
さて、今回は劇中に登場した言葉の解説をしましょう。なんだかんだで週一ペースですが、案の定アクセス数が右肩下がりになっていってますね。なんか面白い番組でも定期的にやればいいんでしょうね。考えておきます。
S県庁(えす・けんちょう):
劇中で2回くらいしか登場しない呼称ですが、小説などではよく使われる手法ですよね。具体的な都道府県名を使うとフィクションだかノンフィクションだかわからなくなる人もいたりするので、架空の都道府県名を作るかこのようにアルファベットで誤摩化してしまうのが一般的です。
舞台の台詞の場合だと、架空の都道府県名を作ったとしてもお客様からすれば耳慣れない響きですから、下手すれば地名なのかどうかも識別していただけなくなるおそれがある。ということで今回はS県庁としました。
チチブの名前から「埼玉県」を想像する方もいらっしゃるかもしれませんが、実は頭文字がSになる都道府県はほかにも滋賀・静岡・佐賀・島根などKに次いで2番目に多い頭文字なんです。ちなみにKは香川・鹿児島・神奈川・京都・熊本・高知の1府5県ありますが「K県」というと「経験」や「敬虔」などと混乱しかねない(しませんけど)。Tは1都4県(東京・富山・栃木・徳島・鳥取)で悪くなかったんですが、言葉の響きでS県に軍配が上がりました。私の中で。
余談ですが、8月のゲオグランデ公演『ホテル・カレイドスコープ』にも「S県警」という語が登場します。S使いやすいですよS。
文化環境部文化管理課(ぶんかかんきょうぶ・ぶんかかんりか):
ありそうでたぶんない部署だと思います。いや、探せばあるかもしれませんが、ネットで引っかかった中では一番近い名称を持つ部署が京都府の文化環境部環境管理課と、高知県の文化環境部文化・国際課でした。さすがにどこも「文化を管理する」という部署は持たないのかもしれません。意外と省庁にあったりして。そこまでは調べていませんが。
「○○管理課」というのは多いですが文化管理課だけで検索しても(リンク先はGoogle検索結果)ヒットしませんでした。
このようにありそうでなさそうなものに関しては、最低限下調べをしています。この程度のものならあっても書いてしまいますけどね。
いーのいーのブライアン・イーノ:
上演するまで意識していませんでしたが、ブライアン・イーノ(Brian Eno:リンク先はWikipedia)って結構日本ではマイナーだったんですね。Windows95の起動音の作曲者でもありましたので、ご存知の方も多いかなと思ったのですが、劇場主の方から「岡見さん、ブライアン・イーノ聴いてたの!?」と驚かれるくらい、今ではマイナーなミュージシャンなようです。どうりで客席の反応が薄かったわけです。
ニエカワスジエモンくん:
最近はどういうのか知りませんが、私が学生だった頃までは「とても痩せていてガリガリな男性」のことを「ホネカワスジエモン(骨川筋衛門)」と呼んでいました。今だったら「差別用語だ!」と言う人も出てくるかもしれませんね。でも、不思議と「ホネカワスジコ」という女性名称は聞かなかったです。女子校などでは言われてたのかな。
ナライ課長はガリガリとはいかないまでも、精神的にやせ細ったように見えたニエカワを一目見て咄嗟にダジャレを言ってしまうのでした。文化管理課がオヤジギャグを管理する部署というイメージを早々に定着させるための台詞のひとつです。
えー、このペースでいくと、終わる前にゲオグランデの稽古が始まってしまいそうです。
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